この記事を書いたのは
出版社で高校向けの国語教科書や問題集の編集に17年間従事。退職後はフリーランスとして国語教材の編集やWebライティングに携わっています。
株主優待に興味を持ったことから株式投資を始めました。女性ならではの柔軟でバランスのとれた生き方について伝えていければと思います。
目次
地震や豪雨災害などの大きな災害があったとき、何かできることはないか、せめて寄付しなきゃ、と思いながらも、ついアクションを起こせずに……ということはありませんか。
今はネットで手軽にポイントを使って寄付もできるし、コンビニのレジ横にある寄付ボックスに小銭を入れるという方もいるでしょう。
しかし、お金にかかわるということもあり、そのつど行動するのはちょっとハードルが高く、なんとなく行動しそびれてしまう……そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。私もそうでした。
そんな方におすすめなのが、毎月・定額の銀行引き落としで寄付をする、サブスク型の寄付です。有名なものにユニセフのマンスリーサポーターがあります。
サブスク型の寄付の特徴は以下の通りです。
・一度手続きをすると、あとは毎月銀行口座から設定した金額が自動的に引き落とされます。
・クレジットカードによる寄付を受け付けている団体もあります。
・インターネットから手続きができるところが多く、手軽に始められます。
・寄付金額の変更や、休止、終了などは自分の都合に応じて変更可能です。
・確定申告をすれば所得税や住民税の寄附金控除が受けられる寄付先もあります。
私も、ユニセフともう1つの団体のマンスリーサポーターを20年くらい続けています。金額は合わせてランチ2回分くらいでしょうか。最初に申し込みをして、設定した金額で始めただけで、「続けなきゃ」「寄付しなきゃ」と頑張らなくてもラクに続いています。
月々の金額は大きなものではありませんが、特に何もしなくても、忘れていても、自分が存在しているだけで、より正確には自分の銀行口座にお金があるだけで、世界にプラスになっているというのは、なかなかいいもの。自己肯定感がちょっとだけ上がります。
意識しなくても、よいお金の循環の中にいるということなので、きっと運気も上がっているはず、と思っています。
また、クレジットカードで行っているので、カードのポイントもついています。本当はそのポイントぶんを寄付にまわしたほうがいいのかもしれません。ただ、カードのほうが管理がしやすいのでカード払いを選んでいます。
寄付を受ける団体にとっても、安定した収入であり、支援者とのつながりも強くなるので、サブスク型の寄付にはメリットが大きいようです。そのため、子どもの貧困対策、女性の支援、国際問題、地球環境保護など、さまざまな活動を行っている団体が寄付を受け付けています。
寄付というと、ユニセフや日本赤十字のような大きな団体が浮かびますが、子ども食堂などのように地域で活動している団体もあります。
寄付先を探す際には、活動内容に納得・共感でき、信頼できる団体かどうかをよく考えて選んでくださいね。
都道府県・市区町村・認定NPO法人などに寄付をした場合、その金額に応じて確定申告の際に税金の控除が受けられる、「寄附金控除」という制度があります。
寄付をすればすべてが控除の対象になるわけではなく、寄付先が認定された公益団体でなければなりません。寄附金控除を受けたいと考える場合は、寄付先の団体が認定されているかどうかをチェックしましょう。
寄附金控除の詳細については、国税庁のホームページでご確認ください。
●一定の寄附金を支払ったとき(寄附金控除)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1150.htm
なんとなくハードルが高く感じてしまう寄付ですが、サブスク型の寄付ならば気負わず手軽に継続することができます。世界の大富豪と同じ行動をすれば、運気が上がってお金持ちになっちゃうかも。
そんなよこしまな気持ちで始めて、毎日の生活の中では忘れてしまっても大丈夫。毎月自分の口座から旅立ったお金は、社会をよくする方向で、確実に働いてくれるのですから。
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出版社で高校向けの国語教科書や問題集の編集に17年間従事。退職後はフリーランスとして国語教材の編集やWebライティングに携わっています。
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