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資産運用
2023.10.31

【新NISA、私ならこう使う!】ライターふなっしーさんの新NISA投資戦略

2023年も10月になり、いよいよ新NISAのスタートが迫っています。
投信つみたての設定は来月から2024年分になりますので、新NISAの本格的な準備がはじまります。既に投資を始めている方、これを機会に投資デビューされる方とさまざまだと思いますが、新NISAに関しては全員が初心者。どうやったらうまく運用できるのか不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は私の新NISA戦略ということで、どんなものに投資していくか、現在運用しているものをどのタイミングで新NISAに移行するかをご紹介してみようと思います。

1. これまでの資産運用方法

私は短大卒業後に一般職として銀行に就職、7年半勤務した後にクレジットカード会社で13年勤めました。

 

退職後1年ほどの語学留学を経て、現在は派遣社員として経理財務の仕事をしながら副業のライターや自分のブログ、ときどき翻訳の在宅アルバイトをしています。

 

本格的に投資を始めたのは2014年のNISA開始がきっかけでした。はじめは、株主優待目当てで日本株へ投資していましたが、現在は高配当株とキャピタルゲインを意識した中長期保有の投資にシフトしつつあります。コロナ禍の巣ごもり期間に全体のポートフォリオを見直して、2021年から外国株を投資対象とした投資信託の積立も始めました。

 

現在は預貯金と投資はほぼ半々、日本株7割、外国株式投信3割くらいで運用をしています。

 



2. 来年からの新NISA投資戦略

私の投資目的は老後資金の確保です。40代後半になり、行き過ぎたハイリスク商品は買わない、日本株と外国株投信を中心としたポートフォリオを組んでいます。基本的には、新NISAでも、この投資スタイルを継続していくつもりです。新NISAは非課税保有期間が無期限で投資できる金額が今までのNISAよりも大幅に増えます。投資額を毎月のお給料から支出できれば良いですが、iDecoの積み立てなどもあるため、手持ちの資金をいかにうまく活用するかがポイントになります。また出口戦略も考えながら新NISAを活用していくことが重要になります。

 

既に運用している銘柄の中で新NISAで運用したいものはなにか、それを新NISAに移行する場合はどのタイミング移行するかが重要になると考えています。

 

3. 新NISA「つみたて枠」の投資方針

新NISAでは投資できる金額が増えるので、つみたて枠ではクレジットカードのポイントがもらえるクレカ積立の上限5万円を毎月積立していきます。

 

現在保有している投信はe-MAXIS Slim 米国株式(S&P500)、全世界株式(オールカントリー以下オルカン)、SBI-SBI・V・S&P500インデックスファンド、全米株式インデックスファンドと日経平均連動型の投信でほぼ外国株投信です。すべて含み益を出していますが

 

以前からこの4点が気になっていました

 

・S&P500に連動している投信を2つ保有していて、重複していること。

・日経平均連動型の投信はiDecoでも同じような投信を運用していること。

・日経平均連動型の投信はほかの投信に比べて手数料が高いこと。

・投信を特定口座と一般NISAで運用しているので、新NISAがはじまると管理が煩雑になることが予想されること。

 

そこで、新NISAでは購入する投信をオルカンとS&P500の2つに絞ります。現在保有している投信はタイミングを見て売却、新NISAの投信に再投資をして、いずれは新NISAのみで投信を運用していきます。投信は50代後半になったら、出口戦略を始めて、よりリスクの低い債券投資に徐々に移行していく予定です。

 



4. 新NISA「成長枠」の運用方針

成長枠は個別の日本株で運用します。つみたて枠と同じく、現行のNISAで保有している銘柄は非課税期間が終了したものから順次売却して新NISAの投資資金にします。

 

NISAは損益通算ができないので、新NISAで運用する銘柄は2つの条件を決めています。

 

・多少株価が下がっても、長期で保有できる優良企業であること

・非課税の恩恵がしっかり受けられる高配当株であること

 

2022年から老後に年金+αのお金が受け取れるよう高配当株投資を始めてからこの条件をクリアする累進配当銘柄を選ぶようになりました。この投資スタイルは新NISAでも続けていきます。

 

現在保有している高配当株の90%は特定口座で保有していて、これをすぐにでも新NISAに移行したいところですが、購入時よりも株価が上がり、売却益にかかる税金の負担が大きいです。当面は成長枠で買う株は高配当株、すでに特定口座で運用している高配当株は損出しをして時間をかけて新NISAに移行していきたいと考えています。

5. まとめ

私の新NISAは老後資金のための運用が一番の目的です。

 

年齢的にも出口戦略も考えなければならないので、リスクは抑えて、インデックス型の外国株投信と累進配当をしている日本の優良企業の高配当銘柄をバランスよく長期投資して配当金とキャピタルゲインを狙います。

 

月々の収入からも新NISAに資金を入れますが、すでに資産の半分以上を特定口座や現行のNISAで運用しているので、これらを新NISAに移行するタイミングが重要だと思っています。移行の優先順位は①現行のNISA枠、②特定口座で、まずは現行のNISAで非課税期間が終了する銘柄を順次売却、新NISAに移行します。特定口座で含み益がある高配当株はほかの銘柄を損切りして損益通算をする年に売却する、株価が少し下落したタイミングで売却再購入するなど、税金や取得単価を抑えながら新NISAに移行していく計画です。

 

最後に1つ忘れてはならないのは、新NISAに移行できていない高配当株の配当金です。配当控除を使って節税できるケースもあるので確定申告は面倒くさがらずに手続きしましょう。

 



【新NISA、私ならこう使う!】ライターふなっしーさんの新NISA投資戦略

この記事を書いたのは

ふなにっし~ ふなにっし~ 

銀行勤務を経て、クレジットカード会社在籍時にファイナンシャルプランナー資格を取得。
退職後は投資で増やしたお金を学費にして長年学んだ韓国語を現地で学ぶため1年間韓国に留学。
常に働きながら学ぶ生活を続けてきた経験から「未来のためにお金を育てる」をモットーに、日常生活とお金のこと、韓国生活についてブログで情報発信をしている。
得意分野は社会保険、働きながら学ぶこと、これからお金を貯めたい人への情報発信。

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