この記事を書いたのは
出版社で高校向けの国語教科書や問題集の編集に17年間従事。退職後はフリーランスとして国語教材の編集やWebライティングに携わっています。
株主優待に興味を持ったことから株式投資を始めました。女性ならではの柔軟でバランスのとれた生き方について伝えていければと思います。
目次
マイルというと、飛行機に乗らないとなかなか貯まらないと思われがちですが、実は普段の生活の中でザクザク貯めることができます。
マイルの基本については、以下の記事で詳しく説明しています。
初心者のためのマイル簡単ガイド 飛行機に乗らなくてもザクザク貯まる!
たとえば、レギュラーシーズンに東京〜北海道の飛行機に乗るには、片道7,500マイル必要となります。家族4人で往復するためには、60,000マイル貯めればいいということですね。
ANAマイルを貯めるには、ANAのマイレージ会員になり、ANAカードを作ることが必須です。そして、クレジットカードの利用とポイ活が大きな柱になります。
ここからは、普段の生活の中でANAマイルをどのように貯めるかについて具体的に説明します。
「マイルを貯める」と決めたら、できるだけすべての支払いをANAカードに集中させましょう。
実は、大量のマイルを貯められる強みはここにあります。スーパーでの買い物やドラッグストアでの日常品の購入はもちろん、電気やガス、携帯電話などの公共料金、JRや地下鉄などの交通費、ネットショッピングなど、何かとかかる毎日の出費で、知らず知らずのうちにマイルが貯まっていくのです。
たとえば、毎月の生活費を12万円として、ANAカードの還元率を1%とすると、毎月1,200マイル、1年で14,400マイルになります。これに、旅行や帰省などの交通費やホテル代、車検代、家電など大きなモノの購入費などを加えると、1年で2万マイルくらいは自然に貯まっていきます。
また、ANAカードでは1年に1度の継続時にボーナスマイルが付与されます。一般カードの場合、持っているだけで毎年1,000マイルがもらえます。
「ポイ活」という言葉もすっかり一般的になりましたが、ポイントの中にはANAマイルに交換できるものがあります。たとえば、楽天ポイントやTポイントはANAマイルに交換することができます。
また、ハピタスやモッピーといったポイントサイトのポイントもANAマイルに交換することができます。
一般的にマイルの価値は1マイル=2円(50%のレート)と言われており、たとえば、ハピタスの場合はTポイントに交換してANAマイルにすると、レートは50%になります。ただし、交換するルートによっては70%のレートでANAマイルにすることができるため、JALよりもANAの方がマイルをためやすいと言われています。
なお、ポイントサイトには、クレジットカード発行で1万ポイントといった高いポイントの案件がたくさんあるので、利用すればするほどマイルをザクザク貯めることができます。少々手間がかかってもかまわないのでマイルを大量に貯めたい、という方は、ポイントサイトに力を入れるとよいでしょう。
マイルは貯めたいけれど、仕事や家事、子育てで毎日忙しく、マイルのためにポイント交換の管理なんてしている余裕がない、というのが実際ですよね。
そういう方は、ANAマイレージモール(ANAが運営しているポイントサイト)を利用してはいかがでしょうか。ネットショッピングをしたり、旅行の予約をしたりするときに、ANAマイレージモールを経由するだけでマイルが貯まります。ポイントアップキャンペーンなども行われているので、上手に利用すれば、より多くのマイルを貯めることができます。
ここまで、飛行機に乗らずにマイルを貯める方法をご紹介してきましたが、もちろん出張や旅行でANAの飛行機に乗ればマイルが貯まります。
また、ANAはマイルについてさまざまなキャンペーンを行っています。過去には、スターバックスカードへのクレジットチャージにボーナスマイルを付与、といったキャンペーンもありました。
人気の高まっているふるさと納税でも、ANAのふるさと納税を利用するとマイルが貯まります。
ANAからはさまざまなキャンペーンのお知らせが届くので、利用できるものは利用していくとよいでしょう。
実は、マイルは貯め始めるときが大量にゲットできるチャンスです!あせらず、とりこぼしがないように、ひとつひとつクリアしていってくださいね。
ANAマイルを貯めるには、まずANAマイレージクラブ会員になる必要があります。ANAのホームページから、無料で簡単に会員登録することができます。
会員登録する前に、次の3つのことをチェックしてみましょう。
① ANAの「マイ友プログラム」
「マイ友プログラム」とは、ANAが提供しているサービスです。
すでにANAマイレージ会員である人から紹介を受けて入会すると、紹介者・入会者それぞれがマイルをゲットできるというものです。
お友達や家族の中に1人ぐらいは、すでにANAのマイレージ会員になっている人がいるのではないでしょうか。紹介する側にもメリットがあるので、ぜひ「紹介してほしいんだけど」と声をかけて、紹介コードをもらってください。
②ANAカードの入会キャンペーン
ANAマイルを貯めるには、ANAカードを持つことが必須となります。ANAカードは、カードの種類によって年会費や還元率に違いがあるので、自分に合ったカードを選びましょう。
ANAカードでは、新規入会者に向けたさまざまな入会キャンペーンを行っています。たとえば、2024年2月現在では、JCBの主催で次のようなキャンペーンが行われています。
ANAカードの入会キャンペーン情報
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/anacard/cpn/
これらのキャンペーンの内容は時期やカードによって変わり、「期間内に○○万円以上の利用」「家族カードの発行」といったさまざまな条件があります。家電の購入や旅行などで大きな支出の予定があるときは、ANAカードを作ってより多くのマイルをゲットするチャンスかもしれません。
③ANAカードを発行するときに、ポイントサイトを使用する
ANAカードを発行するときには、直接カード会社のホームページから申し込むのではなく、ハピタスやモッピーのようなポイントサイトを経由するようにしましょう。
ポイントサイトに掲載されている案件の中でも、クレジットカードは一度に数千ポイントをゲットできるチャンスです。自分が持ちたいANAカードが決まったら、ポイントサイトに出ていないかをまずチェックしてみてください。
これらのワザを活用すれば、クレジットカードを発行しただけで数万マイルを一気にゲットすることができます。
飛行機に乗らなくても、日常生活の中で年間2万マイル、それにポイントサイトなどを利用すれば、1年で3万マイルくらいは無理なく貯まっていきます。最初に紹介した東京〜北海道ならば、2年に1度はマイルで家族旅行できることになります。
ポイントサイトの利用を増やしたり、家族で協力して貯めたりすれば、もっと多くのマイルを貯めることができるでしょう。マイルを使うようになると、旅行の選択肢が増えて、心もちょっと自由になる気がします。
自分の生活の中でどのくらいマイルが貯まるかをシミュレーションして、陸マイラー生活を始めてみてはいかがでしょうか。
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