この記事を書いたのは
ファイナンシャルプランナー(AFP)・宅地建物取引士・住宅ローンアドバイザー
ファイナンシャルプランナーの資格を取得してから、お金に働いてもらうことを意識するようになり資産運用をスタート。日本株、米国株、投資信託、債券、ロボットアドバイザー、金銀プラチナ積立、ソーシャルレンディング、不動産などへの投資を実践している。
10年以上の資産運用経験をもとに、資産運用やお金に関する記事執筆やアドバイスを行っている。
目次
新年度は、子供の進学や進級があったり、新しい習い事を始めたりと、お金の出入りに変化が出やすい時期。仕事でも異動や昇給など収支に変化がある時期ではないでしょうか。そんな新年度こそ、家計管理の始め時です。
家計を管理する上で、お金の出入りを把握することがとても大切。
面倒なイメージのあるものの、毎月の入出金を把握することができる便利なツールである、家計簿をつけることのメリットを確認しましょう。
家計簿のメリットは分かったけれど、家計簿を始めるには躊躇してしまうという方におススメしたいのは、家計簿アプリの活用。
まずは、家計簿アプリの良さをご紹介します。
家計簿アプリは、無料でも機能が充実したものが多く提供されているので、どのような機能があるかを確認してから、まずは無料版の家計簿アプリを使い始めてみるといいでしょう。
家計簿アプリと組み合わせて利用をおススメしたいのがキャッシュレス決済。
最近ではキャッシュレス決済で支払が可能なお店が増えており、財布を持ち歩かなくてもスマホ 1台で支払いが完結するような便利な時代になりました。このキャッシュレス決済を普段の支払から活用すると、レシートが無くてもアプリで支払履歴を確認することができます。
どこにいくら支払ったかをスマホでスキマ時間にまとめて確認し、家計簿アプリへスマホで簡単入力、といったスマートな家計管理が可能です。
キャッシュレス決済といっても、クレジットカードやバーコード決済、電子マネーなど多くの種類がありますよね。キャッシュレス決済を広く使いすぎると、管理が煩雑になり使いすぎや紛失のリスクも高くなります。家計簿アプリとの組み合わせを考えても、支払履歴を確認する手間が増えるので手を広げ過ぎないということが大切です。
家計簿アプリを利用した家計管理を始めてお金の流れが把握できたら、次にやりたいのはライフプランをたてること。
・子供が小学校に入学する前にマンションを購入したいけれど、頭金は貯められる?
・子供は中学校から私立に進学させたいけれど、教育資金は足りる?
・家族で 1 年に 1 回は旅行に行きたいけれど、今のお金の使い方で大丈夫?
など、自分たちのやりたいことや夢などのライフプランを考えてみるといいでしょう。
ライフプランを明確にすると、将来の支出を把握することができるため、家計の支出を見直すきっかけとなり、住宅資金や教育資金を貯めるための目標が立てやすくなります。
そして、家計管理に慣れてきたら、給料日後・月末・月初等どのタイミングでも構いません。月に 1度は資産の棚卸をしてみましょう。銀行口座や証券口座、終身保険や学資保険に加入している方は仮に現時点で解約した場合の解約返戻金も把握するようにしましょう。
この時、住宅ローンや自動車ローンの返済がある方はその金額も把握し、家計の純資産を把握するといいでしょう。家計管理は始めてしまえば難しくありません。1 ヶ月続けられたら、3 ヶ月、半年と続けることも難しくないでしょう。
家計簿をつけることによりお金の使い方の傾向や、家計の改善点を洗い出しができ、併せてライフプランを明確にすると、将来のライフイベントに向けた家計の見直しにつながり、家計管理が楽しくなります。
新年度はスタートの時期。
まずは 1 ヶ月、家計簿アプリとキャッシュレス決済を活用した家計管理を始めてみてはいかがでしょうか?
この記事を書いたのは
ファイナンシャルプランナー(AFP)・宅地建物取引士・住宅ローンアドバイザー
ファイナンシャルプランナーの資格を取得してから、お金に働いてもらうことを意識するようになり資産運用をスタート。日本株、米国株、投資信託、債券、ロボットアドバイザー、金銀プラチナ積立、ソーシャルレンディング、不動産などへの投資を実践している。
10年以上の資産運用経験をもとに、資産運用やお金に関する記事執筆やアドバイスを行っている。
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