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INTERVIEW

「好き」と「得意」を活かしたハンドメイド作品を販売して、自分らしい毎日を!

INTERVIEW

「好き」と「得意」を活かしたハンドメイド作品を販売して、自分らしい毎日を!
2023.05.15

「好き」と「得意」を活かしたハンドメイド作品を販売して、自分らしい毎日を!

こだわりの作品を購入・販売できる国内最大のハンドメイドマーケット「minne(ミンネ)」でハンドメイド作家として活躍されている akn__021さん。 子育てをしながら、好きと得意を活かしてハンドメイドの作品を販売されている、ご活動についてお聞きしました!

――ハンドメイドの製作を始められたきっかけを教えてください。

 

(akn__021さん)長男の幼稚園入園の準備の時に既製品でかわいいものに巡り合うことができず、だったら自分で作ってみようとミシンを買って作ってみたのがきっかけでした。

 

 

――小さいときから物作りや、お裁縫が得意だったのですか?

 

(akn__021さん)ミシンは小学校のときに習ったときは難しそうで特別得意ではありませんでしたが、小さい頃から手先は器用だったと思います。物づくりが好きで、小さいときからオシャレや、かわいいものは大好きでした。

 

お裁縫のなかでも特にミシンは大人になり、子供の入園準備などで本格的に使うようになりましたね。

 



 

 

――販売しようと思われたきっかけを教えてください。

 

(akn__021さん)子供用に作っていたものを記録としてSNSに載せていたら、反応してくれる人がいたり、友達から「同じものが欲しい」、「どこで買ったの?」と聞かれるようになったりしました。

 

既製品にはない、ぬくもりのある、かわいいものを丁寧に作って、使ってもらえたら嬉しいと思って販売を始めました。

 

 

――どのように販売されていたのですか?

 

(akn__021さん)当時、不用品をメルカリで売っていて、メルカリでハンドメイド作品が売れるのを知り、まずは試しにメルカリで売ってみることにしました。売ってみたら、自分が思っていた以上に買ってくれる人がいたんです。

 

メルカリは基本的に不用品を売り買いする場なので、ハンドメイドに特化し、ハンドメイド好きが集まるminne(ミンネ)へ場所を移して今は販売しています。


 

 

――子供に作るところから、友人やお客さまへ販売するようになり大変だったことはありますか?

 

(akn__021さん)特別大きな違いはありませんでした。自分の子供に作るのと同じように、お客さまや友人にも丁寧に愛情を込めて制作・販売していますし、お客さま対応もできるだけ丁寧にすることを心がけています。

 

ひとつ挙げるのであれば、お客さまや友人に作る場合は、ひとりひとりのお客さまや友人からのご要望を納期に間に合わせて作ることが必要な点だと思います。

 

 

――やりがいを感じるときはどんな時でしょうか?

 

(akn__021さん)やりがいを感じるのはリピーターさんが思っている以上に多いことです。

 

素敵なお客さまばかりで、ご購入後に「とても気に入りました」、「お願いしてよかったです」と優しい言葉をかけてくださったり、個別にメッセージをくださったりすることが嬉しいです。ネット販売のため実際にお会いしたことはありませんが、こういったやり取りがあるとお客さまとの距離が近く感じますね。

 



 

 

――お客さまに人気の作品を教えてください!

 

(akn__021さん)一番人気はフリルの移動ポケットですね。

 

移動ポケットはポケットがついていない洋服に、クリップでつけられるポケットです。ハンカチやティッシュなどを入れられる小さいポーチのようなポケットで、幼稚園から小学生くらいまでのお子さんに幅広く使ってもらえる便利グッズです。ファッションのワンポイントになりますよ。

 

「好き」と「得意」を活かしたハンドメイド作品を販売して、自分らしい毎日を!

人気の移動ポケットは自信の商品!

 

――移動ポケットは、なぜ人気なのでしょうか?

 

(akn__021さん)生地やフリルもかわいいのですが、やはりオリジナルの形でしょうか。「こんなデザインのものがあったらいいな」とイメージして型紙から試作を重ねて作った自信の商品です。

 

 

カーブのラインや、フリルの幅、ステッチなどもこだわって、一番かわいくなるように考え抜いて作ったので苦労しましたし、思い入れもあります。今まで何百個作ったか分からないほどで、一度に4個まとめて買ってくださる人や、リピーターさんも多い商品です。

 

 

――minneのお客さまからの評価がとても高いですよね。その理由や工夫していることはありますか?

 

(akn__021さん)まず、「かわいい」のはもちろんのこと、子供が繰り返し使い、洗濯する商品が多いので、丈夫で長持ちするように丁寧に作っています。子供も長持ちするものを使うと愛着がわくので、大切に使ってもらえるように、かわいくて丈夫な作りを意識しています。

 

それから、手作りっぽくなりすぎないことも意識しています。ハンドメイドのぬくもりは大切にしつつ、安っぽくならないこと。売るからには細かいところを丁寧に仕上げるようにしています。

 

そして、裏地、フリルなども上質な生地を使うようにしています。裏を見たときに残念な気持ちにならないように裏地もかわいく、フリルはたっぷりと。お客さまのお手元に届いたときに、「写真で見るより実物はもっとかわいい」と思ってもらえるように作るように心がけています。

 



 

――最後に、今後の展望について教えて頂けますか?

 

これまで3回、児童養護施設に未使用の洋服や私が作ったハンドメイドの作品を寄付してきました。突然、持っていくと迷惑がかかるので、どんなものが必要か、ハンドメイドの商品を受け付けているか、他に必要なものなど、お聞きしてから訪問するようにしています。そして、入園入学シーズンの前に、男の子用と女の子用とキレイに包んで寄付をしています。

 

お金や物、既製品を寄付される人が多いそうですが、ハンドメイドは得意な人でないと、なかなか作れません。あたたかみがあり、「自分のために誰かが手作りしてくれたもの」というのが嬉しいのではないかと思っています。

 

私の作品を買ってくださるお客さまの多くは、かわいいものが好きなママたちです。自分の子供にかわいいものを持たせてあげたいと思われて購入してくださっているのだと思っています。様々な事情から、かわいいものを持ちたくても持てない子供たちもいるので、そういった子供たちにもかわいいものに触れてほしいと活動をしています。

 

私の子供たちは大きくなってきたので、ハンドメイドのアイテムを持つ機会は減ってきました。今後も自分の子供に作る気持ちで、こういった寄付活動はずっと続けていきたいと思います。

 

 

貴重なお話をありがとうございました!

 

akn__021さんのお店はこちらです。



 



 

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この記事を書いたのは

松田 梓まつだ あずさ

ファイナンシャルプランナー。

Riche編集長。

 

大学卒業後、大手通信会社へ総合職として入社し、広報・PRに従事。その後、大手生命保険会社を経て、2019年にファイナンシャルプランナー(以下、FP)として独立。これまで200人以上のお客様の家計相談や資産運用のアドバイスを行う。金融機関での業務経験と広報・PRの経験を活かし、お金に関する記事執筆も多数行っている。

 

2012年から趣味の株式投資を開始。「FPとして難しい資産運用を分かりやすく、楽しく情報発信したい」と2016年に始めた資産運用をテーマにしたブログが人気となり、お金の情報発信により女性のお金の不安を払拭するため、株式投資の売却益を資本金に会社を設立。女性のお金とキャリアをテーマにしたWEBメディア「Riche」を運営。

 

プライベートでは子育てを日々楽しんでいます。

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