この記事を書いたのは
大手旅行会社で法人営業を担当した後、興味のあった英語教育関連会社へ転職。法人営業内勤を経て、新規事業の開発からリリースまで全般を経験。
同僚の影響で2013年より日本株投資を開始。現在はNISA、iDeCo、投資信託、日本個別株、暗号資産などを運用中。
プライベートでは2児の母。いずれは娘とのセブ島語学留学と配当金生活が夢。
主に投資初心者の方向けに、分かりやすく伝えるをモットーに発信していきます。
目次
元々お金が入ったら入った分だけ使っていた私ですが、投資に興味を持ったことで、「毎月投資に回せるようにいくらかお金が残るようにしたい。」「このままだとお金の不安が消えない。少しずつでも貯金をしたい。」と思うようになり、その時に私が取り入れたのは「家計簿」でした。
自身の妊娠・出産や、コロナの流行によって飲み会が減ったり、お出掛けが減ったりという外的要因もありますが、それでも「家計簿」をつけていたお陰で、今では個人資産 600万円を超えることができました。
昔からお金を管理する方法として存在する家計簿ですが、つける理由や目的はずばりこの 2つです。
・収入に対して適切な支出か(黒字家計になっているか)
・項目別に見て、無駄な支出はないか
ここをしっかりと管理していければ、自然とお金が貯まるようになります。
では、どれくらいの人が家計簿を付けているのか、家計簿をつけることが本当に意味があるのか、確認してみましょう。
ベネッセホールディングスが発行している生活情報誌「サンキュ!」で、2022 年 5 月に実施した、20~40 代既婚女性向けの家計簿に関するアンケート調査の結果、家計簿をつけている人は約8 割、さらに家計簿をつけている家庭ほど黒字率が高いことが分かっています。
出典:https://39mag.benesse.ne.jp/money/content/?id=134073
具体的に見てみると、「家計はいつも黒字」と回答しているのが、家計簿をつけている家庭は約 47%、家計簿をつけていない家庭は約 34%で、家計簿をつけている家庭の方が13ポイントも高いという結果でした。また、家計簿をつけている家庭で「黒字か赤字か把握していない」人は約2%と、とても少ないことが分かります。
このように、家計簿をつけることで毎月の収支が黒字か赤字か把握でき、結果としていつも黒字になっている人が多いということが分かるかと思います。この調査結果を見て、「やっぱり家計簿をつけることは意味があるんだ!」と思った人が次に悩むこと、それは「続くかな・・・」ということではないでしょうか。
次からは、2 つのアプリを使って無理なく続ける家計管理の方法をご紹介します。
2 つもアプリを使うの!?と嫌になるかもしれませんが、安心してください。
その内の一つは、最初の設定さえ頑張ればあとは自動同期してくれる、マネーフォワード ME は、簡単に説明すると、自分の持っている複数の口座をまとめて管理し、収支を自動同期してくれるアプリです。
2023年5月末現在登録可能な口座やサービスは 約2,500 個で、銀行・クレジットカード・電子マネー・保険・さらには暗号資産やポイントなど、恐らく皆さんがもっている口座やサービスはほぼ登録することができます。
出典:マネーフォワード https://moneyforward.com/active_services
マネーフォワード ME を使うメリットは、この連携可能サービス数。実際私も複数に散らばっている口座を連携させることで、まずは自分の現在の総資産を把握することが出来ました。
これが出来ると、目標の貯蓄額を考えたり、使いすぎている項目はどこなのかを把握できたり、詳しく計画を立てることが可能になります。
マネーフォワード ME には無料版と有料版(スタンダードプラン)があり、無料版であれば過去 1 年分までのデータ閲覧が可能で、連携できる口座は 4 件までとなります。もし口座数が少ない場合は、無料版でも充分利用可能です。
もしすでに投資などをしていて連携する口座が多い場合は、有料版もおすすめです。
有料版であれば、データ閲覧期間も連携する口座数も制限が無く、月額約 500 円で利用できます(正確な月額料金は決済方法による)。お金はかかりますが、自分で全ての口座情報を定期的に更新するのはとても難しいので、このような便利なアプリを利用してみるのが効率的です。
上述した通り、マネーフォワード ME は自分の総資産把握や計画を立てるにはとても便利ですが、デメリットと感じる点が 2 つあります。それが、自動更新に若干のタイムラグがあることと、月々の収支が分かりにくいということです。
そこでもう一つのアプリを利用します。
「家計簿」と検索して自分が使いやすいと感じる無料アプリで大丈夫です。あくまで、単月の収入と支出を管理するためのアプリになります。
おすすめの使い方は、この 3 つ。
注意すべきは、現金支払い時だけでなく、クレジットカードや電子マネーなどを使った時にも利用都度記録することです。クレジットカードの実際の引き落としは翌月だったりしますが、あくまで当月の収入に対して赤字家計にならずにお金を使っているのかを確認するため、実際に使った日付で記録しておくのが良いと思います。
収入―(支出見込+貯金・投資額)=生活費
この考えで生活をしていけば、必ず毎月の家計は黒字になり少しずつ貯金ができるようになります。
これまでお伝えした家計簿アプリを活用することで、今赤字家計が続いている人も、少しずつ黒字家計になっていくはずです。そして黒字化できるようになったら、次に生活防衛資金を貯めていきましょう。生活防衛資金とは、急な出費や万が一働けなくなった場合の収入減に備えるための貯金で、例えば子供のいる家庭では、毎月の生活費×半年分のお金を生活防衛資金として用意しておくことをおすすめします。家計が黒字になり、生活防衛資金も貯めることができたら、次に投資を考えてみるのも良いのではないでしょうか。
投資というと、これまで投資をしたことが無い人にとっては「怖いもの」というイメージがあるかと思いますが、国が後押ししている「つみたて NISA」や「iDeCo」を少額から始めてみるのが安心です。
まずは毎月の家計を黒字化していきましょう。そうすれば、自然と生活防衛資金が貯まり、その後は資産運用など将来に向けたお金の使い方が出来るようになり、だんだんとお金の不安もなくなっていくはずですよ。
合わせて読みたい
この記事を書いたのは
大手旅行会社で法人営業を担当した後、興味のあった英語教育関連会社へ転職。法人営業内勤を経て、新規事業の開発からリリースまで全般を経験。
同僚の影響で2013年より日本株投資を開始。現在はNISA、iDeCo、投資信託、日本個別株、暗号資産などを運用中。
プライベートでは2児の母。いずれは娘とのセブ島語学留学と配当金生活が夢。
主に投資初心者の方向けに、分かりやすく伝えるをモットーに発信していきます。
現在、マネー記事はございません。