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2023.07.27

初心者のためのマイル簡単ガイド 飛行機に乗らなくてもザクザク貯まる!

皆さんは、飛行機のマイルについてご存じでしょうか?マイルが貯まると、それを使って飛行機に乗ることができます。
「マイルを貯めるのは難しいんじゃないの?」と私も思っていたのですが、数年前、思い立って、飛行機に乗らずにマイルを貯めることにチャレンジしてみました。飛行機に乗らなくても、思っていたよりもずっと簡単に、たくさんのマイルを貯められるようになりました。
ここでは、マイルとはどういうものか、そして飛行機に乗らずにマイルを貯める「陸マイラー」が、ふだんの生活のなかでどうやってマイルを貯めているかをご紹介します。

1. マイルとは

マイルとは、航空会社が顧客へのサービスとして行っているポイントプログラムで貯まるポイントのことです。基本的には飛行機に乗った距離に応じてマイルが付与されます。このマイルが貯まると、マイルを使って飛行機に乗ることができるのです。

 

正規運賃か割引運賃か、席の種類は何かなどさまざまな条件によって、マイル数は違ってきます。

 

たとえば、東京〜沖縄間を正規料金で乗った場合、付与されるのは984マイルとなります。

 

一方、東京〜沖縄間でマイルを使おうとすると、以下のマイル数が必要となります。

7.000マイル(ローシーズン)
9,000マイル(レギュラーシーズン)
10,500マイル(ハイシーズン)

 

正直、飛行機の利用だけで貯めるには、ハードルが高いですよね・・。

私も、マイルを貯められるのは出張が多かったり、よく海外旅行に行ったりする一部の人たちで、私はそんなに飛行機に乗らないからマイルは貯まらないと思っていましたが、実はそうでもないんです。

 

2. マイルを貯めるメリット

まず、マイルを貯めるメリットについてご紹介します。

 

・特典航空券に交換できる

マイルが貯まると「特典航空券」に交換して、飛行機に乗ることができます。路線や時期にもよりますが、国内線の場合、一般的に1マイル=2円の価値があると言われています。

 

 

・宿泊やネットショッピングにも使える

飛行機に乗らない場合、ホテルなどの宿泊に使うことができます。JRで旅行して旅先の宿泊にはマイルを利用することもできます。

また、航空会社が運営しているネットのショッピングモールでマイルを使って買い物をすることができます。このような宿泊やネットショッピングの場合は、1マイル=1円として扱われるのが一般的です。

 

3. マイルを貯めるデメリット

しかし、マイルを貯めることには以下のようなデメリットもあります。マイラー生活を始めるかどうかの判断材料にしてください。

 

・有効期限がある

マイルには有効期限があります。一般的には2年間です。

 

・制限があるため、希望の便が予約できないこともある

1つの便の中で、マイルを使って予約できる席数は限られています。その席数が埋まってしまうと、空席があってもマイルを利用することはできません。

 

・ほかのポイントに比べて、使い勝手はよくない

たとえば楽天ポイントは、ネットショッピングはもちろん、現金代わりに街中の多くのお店で使うことができます。また、使い続けている限り、ポイントの有効期限は延びていきます。

 

そういうポイントに比べると、マイルには有効期限があり、使えるところも限られているので、旅行に行かない場合は使い勝手がいいとは言えません。

 

マイルを貯める際には、自分のライフスタイルに合っているかどうかを考えて、判断してくださいね。

 



 

4. マイルの貯め方

マイルを貯めるにはたくさん飛行機に乗ることが基本ですが、それは普通に生活していては難しいことですよね。ここでは「陸マイラー」が飛行機に乗る以外の方法でマイルを貯めている方法をご紹介します。

 

・提携クレジットカードを活用する

航空会社のクレジットカードを使うとマイルが貯まります。カード利用100円につき1マイルが基本です。もし、生活費などで年間150万円カードを利用しているとすると、15,000マイルが貯まることになります。ローシーズンならば東京〜沖縄が往復できますね。

 

また、提携クレジットカードはカード入会時にさまざまなキャンペーンを行っており、条件を達成すれば数千〜数万マイルが付与されることもあります。このようなキャンペーンを上手に利用すれば、加速をつけてマイルを貯めることができます。

 

 

・他社クレジットカードなどのポイントをマイルに交換する
クレジットカードを使うとポイントが貯まります。楽天カードなら楽天ポイント、三井住友カードならVポイント、イオンカードならWAONポイントですね。そのような他社のクレジットカードのポイントも、マイルに交換することができます。

 

これらのポイントをマイルと交換するレートは50%が一般的なので、航空会社の提携カードに比べると還元率は低くなります。また、PontaポイントやTポイントのようなポイントをマイルに交換することもできます。

 

・ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換する
現在は、ハピタスモッピーといったポイントサイトを使ったポイ活も一般的になってきました。ハピタスモッピーで貯めたポイントもマイルに交換することができます。この場合も、直接マイルに交換すると、交換比率は50%が一般的です。

 

しかし、そのポイントを、より有利にマイルに交換できる他社ポイントに交換することで、最高約70%でマイルに交換することができます。これは、マイラーの間では、「ニモカルート」や「みずほルート」と呼ばれています。長くなるのでここでは詳しくは触れませんが、交換するためにいろいろと手間がかかることがデメリットです。

 

ただ、ポイントサイトは、クレジットカードを作ったりすると、一度に大量のポイントがゲットできるのが魅力です。たとえば、クレジットカードを作って10,000ポイントという案件も珍しくありません。10,000ポイントを70%でマイルに交換すれば、それだけで東京〜沖縄がフライトできることになりますね。

 

そのほかにも、航空会社が提携しているホテルやレンタカーなどのサービスを利用したり、さまざまなキャンペーンを利用したり、マイルを貯める機会は意外といろいろなところに転がっています。そういうチャンスを見逃さずに拾っていくと、着実にマイルは貯まっていきます。

 

ポイントサイトでマイルを貯めてみる!

 

 

5. 陸マイラー生活を始めてみませんか?

これまで紹介してきたことは、陸マイラー生活の基本中の基本にすぎません。より効率的にマイルを貯めようと思うと、いろいろと複雑なルールがあったり、手間がかかったりします。

 

ただ、クレジットカードとポイ活のポイントだけでも、2年間で数万ポイント貯めることはそんなに難しいことではありません。

 

もしマイルに興味を持ったら、陸マイラー生活を始めてみてはいかがでしょうか?旅への翼が広がりますよ。

 



 

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この記事を書いたのは

だいき なおみだいき なおみ

出版社で高校向けの国語教科書や問題集の編集に17年間従事。退職後はフリーランスとして国語教材の編集やWebライティングに携わっています。
株主優待に興味を持ったことから株式投資を始めました。女性ならではの柔軟でバランスのとれた生き方について伝えていければと思います。

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